その他

五木寛之『蓮如―聖俗具有の聖人像―』に関する話

ちょっと前ですが、読み終わりました。 蓮如とは日本史を勉強された方ならご存知のことかと思いますが、 (ちなみにぼくは日本史は全く勉強していないのでサッパリです) 親鸞の教えを一般に広めた僧侶のことです。 個人の信仰を確立したのが親鸞なら、それを…

浪人生に100の質問

友人のS土がやっていて、面白そうだなーと思ったので、ぼくも。 30ぐらいの質問のものを探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。 こういうのは得てして自己満足になりがちですが、まあジコマンで。 質問に答えるの楽しいし。日本人だから。

汝の敵を愛せ、に関する話

いまひろさちやさんの『なぜ人間には宗教が必要なのか』という本を読んでいるのですが、 なかなか衝撃的なことが沢山書いてあります。この本は(とりあえず今読んでいるところまでは) 仏教・ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の共通点や相違点、 教義などをわ…

堕ちるということに関する話

また一日を潰してしまいました。 さすがに受験も近いこの時期になると、自分の馬鹿さ加減にも嫌気が差します。 堕ちるということを思います。 僕たちは堕落するということや、「できない」「しない」ということについては、 悪であると決めつけがちだと思い…

今日の夢に関する話

昨晩はまた、奇妙な夢を見ました。 場面は大きく分けて2つです。 1つは目は、どこだかわからない土地を自転車で走っている夢。 目的地に着いて、帰り道は行きとは違う道を選んだ。 適当に進んでいるうちに道から外れて、池に着いた。 そのまま自転車を漕いで…

意識の相対性に関する話

久々に本屋に行ったので、仏教コミックスを読んできました。 仏教コミックスに関しては、http://d.hatena.ne.jp/uchiochan/20050925および http://d.hatena.ne.jp/uchiochan/20050926を参照してください) このシリーズは全部で108冊あるのですが (よく考える…

MPに関する話

ブライトリング、インフィニティに続いて、今回は個人的にお気に入りの、 洋服のブランドについてです。その名もMeltin' Pot。 国内ではほとんど取り扱っているショップはありませんが、イタリアのカジュアルブランドです。 全体的にダサいんだかカッコイイ…

メガネに関する話

ブライトリングのついでに、いま自分が気になっている眼鏡についてです。 ぼくは普段コンタクトをしているのですが、家では眼鏡をかけています。 999.9(フォーナインズ)という素ン晴らしい国産の眼鏡をかけています。(かなり高級/笑) しかしいまの眼鏡を作る…

悲しいということに関する話

悲しい悲しい悲しいんだね 悲しい悲しい悲しいよね こんなにどんなに泣いても 消えることない悲しみさ (矢野絢子「一人の歌」より) 悲しい、というのは綺麗な感情だと思います。 漫画『軍鶏』で、薬漬けで廃人になり記憶を失った主人公の妹が、主人公の手を…

矢野絢子の詩に関する話

一昨日書いた、矢野絢子に関する話です。 以下、『一人の歌』の歌詞の一部です。 あなたがどんなに悲しくても 僕にそれは伝わらない あなたの視界が歪んでも それはあなたの世界だもの (中略) いつかまた明日にでも 僕が傷つき転んでも その痛みは僕のもの …

五木寛之『他力』に関する話

数日前ですが読了しました。 一番印象的だったのは「わがはからいにあらず」という親鸞聖人の言葉で、 これが他力ということを一言で言い表していると思います。 わがはからいにあらず、つまりこの世の中は僕たちから離れたところにある、 もっと大きな力に…

太宰治について

神に問う。無抵抗は罪なりや? (『人間失格』より) いま、テレビで太宰治のドラマを見ています。 太宰は、ぼくの人生を決定的に変えました。 いや、ぼくの人生そのものと言ってもいいかもしれません。 もとより彼は本当のことを書きません。 嘘かと思えば本…

メイド喫茶に関する話

最近、メイド喫茶に強い憧れを持っています。 この間TVチャンピオンで秋葉王決定戦をやっていたのがきっかけなんですが、 東京を離れて暮らすと、東京のいろんなところに行ってみたいという気持ちが強くなります。 東京に住んでいる間はいつでも行けたのに、…

信仰に関する話

昨日は仏教コミックス『お浄土のはなし』の内容を紹介しました。 そんな都合のいい話があるか、と思われた方も多いのではないでしょうか。 大体阿弥陀さまだって誰が見たわけでもないし、浄土にだって誰も行ったことがない。 だからそんなものは存在しないと…

仏教コミックスに関する話

昨日の続きです。 昨日も書いたとおり、ジュンク堂には足繁く通っているのですが、 最近よく見るのは仏教書のコーナーです。 ぼくがどういった縁で仏教に引き合わせられたかは別の機会に書くとして、 今日はすずき出版の仏教コミックスシリーズについてです…

他力に関する話

昨日の記事に書いた、五木寛之さんの『他力』を読み進めています。 他力とは、仏様(仏とは本当は実体のないものらしいのですが、 詳しい話はまだわかりません)による、私たちへの働きかけ。 よろずのことで、この見えない働きかけに依らずに起こるものはない…

悲観主義に関する話

昨日に引き続き、マイナス思考に関する話です。 悲観主義の本質は意思を信じないことである。オプティミスム(楽観主義)はまったく意志的である。 (アラン『定義集』より) 言い得て妙、でしょうか。 しかし、あえて付け加えるならば、悲観主義には二つの種類…

諦念に関する話

女性読者の方には品のない話題であることを、予めお詫び申し上げます。 了解頂ける方のみ、下の「続きを読む」をクリックしてください。