今日の練習について

先週は体調に対する不安から練習をサボりました。
ですので2週間ぶりの練習でした。


今日は2つのことを意識して歌いました。1つ目は唇をY字型にすること。
これは以前ボイストレーナー(ではないのですが、ここではそうしておきます)
の方にアドバイスしてもらったことです。まず上唇をめくり、左右斜め上に引き上げる。
よく言われる「歯を見せて歌え」に相当するアプローチだと思います。
これで声帯が伸展します(たぶん)。そして下唇はややすぼめ、
その時一緒に顎を斜め後方に引く。顎が首にめり込むような感じ。
これで喉頭が下がります。さらに舌根を下げる。これで喉が開くはずです。


2つ目は、息を流しすぎないこと。
ぼくはすぐ喉が狭くなるので、できるだけ息を流すようにしていたのですが、
逆に意識しすぎで喉に力が入ることに気がつきました。
そこで息をむやみに流すのではなく、1つ目の課題を意識しつつ
響きを集めることに集中してみました。


今日この2つを意識すると、驚くほど喉の力が抜け響きが集まってきました。
しかし、練習中盤あたりから段々と声が破綻してきました。
原因として考えられることは、まず曲の音取りが不完全だったため、
音の展開についていけず、中声→頭声へのポジションの転換が間に合わなかったこと。
それによって喉に負担がかかったこと。もう一つは中声域→頭声域への
音の跳躍が処理できず、高音で喉声気味になってしまったこと。
そして最後に、Y字型を意識するあまり喉に力みができてしまったこと。
この3つが考えられます。1つ目については、次回までに音取りを完全にすれば
済むことです。(もっともソルフェージュができれば一番いいのですが)
しかし2つ目は大きな課題で、これに以前から頭を悩ませています。
今後から音の跳躍はちょっとレガートに気味に歌ってみようかしら…。
呼吸が難しい。呼吸と歌唱が連動しない。ていうかまともに呼吸ができない。うーん。
3つ目に関しては、慣れが必要ですね。体で覚えないと。


それ以外にも課題はいくらでもあるのですが、長くなるのでまたの機会に。
ボイストレーニングを受けたいですね。とても。
上手くなりたいです。それでも今日は、今まで一番上手くいきました。
途中から声が破綻しないような発声を早く身に付けたいものです。


今月の23日(日)からアクロス福岡で開催されるMUSIC CITY TENJIN 2005というイベントに、
合唱団Pが参加します。23日午後1時から20分間出演の予定です。
興味があれば聴きに来てください☆
演奏曲目はパレストリーナMissa brevisより"Credo""Agnus Dei"
およびラッソの"Matona mia cara"(いとしのマドンナ)です。
岡山大学を目指す以上、今回が合唱団Pでの最初で最後のステージになるかもしれません。


それではまた。