昨日の続き

本番のあといつものょに打ち上げに行きました。バリトンのジェイソンさんやオルガニスト/ソプラノのスーさんも参加して盛り上がる。しかしいつも打ち上げのメンバーは大半ユビキタス・バッハ(オーケストラ)のひとが多いので、「○○という楽器は逸品」「○○音楽大学の○○教授は下手」とか「○○楽器店の○○は詐欺師」とか話題についていけない。だけど芸術の話は興味深かったです。日本人は耳が腐っているので、我々ムジカ・ポエティカが本当の音楽を伝えていかないといけない、という結論がでました。といっても帝王も微妙に耳が腐ってる聴衆の一人なのでなんともいえない。「日本の音楽界の権威者は音楽がわかっていない」など面白い話も。日本人はブランド主義で権威に甘んじるのですね。本当の音楽は我々アマチュアが伝えていかないとならない。もはや義務です。楽しいなあ。


なんかファウスト博士みたいだ。人生に飽々していたのについに楽しいという言葉がでてきてしまった。うーむ。


今回最大のショックは、童顔のスーサンが帝王より10コも年上だと知ったことです。2コ上だと思ってた…。可愛いひとがいるな〜と密かに期待していたのに30才(やべ、書いちゃった)だったとは。高校生でも通るよスーさんは。


帰りの電車ではジェイソンさんと話し込みました。ジェイソンさんはよき同僚。年は30才も離れているのに親しくしてくださる。シュッツは不思議な縁で集まった人ばかりなので不思議だ、だという話をしました。一度シュッツに流れつくと離れざるをえない団体です。大学入ってからも這ってでも筑波から毎回練習に参加しよ。何事にも換えがたい体験です。修行あるのみ。まだ始まったばっかりなのら。淡野先生には長生きしていただかないと困る。「あなたが40才になるまでみるわよ」と行ってくださったが、そのときには先生は90才近い…。長生きしてもらお。


楽屋でバスのお春さんに「合唱が生活の中心ならムジカ・ポエティカに就職したら?」と言われ笑った。医学部はやめてそれもありかもしれないなあ。