浪人II―49
やあす。昨日目覚まし故障で交換してきたのにまたならなかったよ。シティズンなめてんの？リアルにならなかったよ。わかわかめ。そんなわけで正午に目覚めた帝王です。
帝王は最近携帯ゲームに目覚めてドルアーガの塔とかパックマンとかギャラガとかワニワニパニックとか遊んでます。電車の中ですることがMDで合唱練習復習→読書→携帯ゲームと変遷してきてMDがどんどんたまっとる。聖書読むのも面白くてさ。ゲームも暇潰しになるし。合唱やんなきゃ。
なんか週5で合唱やってると歌わない方が不自然に感じるようになってきたよ。家で先生秘伝の基礎トレしよ。
そんなわけで簡易CDレビューの続きですですです。
6.シューベルト『冬の旅』エルンスト・ヘフリガー(80年録音)…巨匠ヘフリガーの歌うシューベルト。冬の旅はふつうピアノはレガートで進むのにこれはスタカッートで弾いていて面白い。ヘフリガーはさっすが！決して美声というわけではない(私見です)のだけど、自然で伸びのある声で好き。もう90くらいのジジイらしいけどまだ歌ってるっぽいよ。冬の旅はやっぱり名曲です。歌曲と世俗合唱曲が素晴らしい。ミサはパッとしないけど割と好き。
7.シューベルト『冬の旅』フィッシャー・ディースカウ(62年録音)…20世紀最大のバリトン、ディースカウの冬の旅。美声にメロメロ…。なんかどの音域もファルセットがかってて奇跡的なんだよね。神だ神。だけどなーんか全体的にパッとしない気がするのは気のせいかな？まだよく聴いてないけど。あ、ちなみに冬の旅はミュラーの詩で、人生に絶望した若者が夜中に恋人を置いて冬の旅に出るという暗い内容です。
8.シューベルト『美しき水車小屋の娘』フィッシャー・ディースカウ(71・72年録音)…あー素晴らしい歌唱。明るい曲ですが、これもミュラー作詞で、水車小屋職人の若者が遍歴先の水車小屋で娘と恋に落ち、結ばれるものの、別の男に娘をとられ絶望のあまり入水自殺するという話です。民衆もシューベルト聴いちゃいなよ？たまにスタバでも流れてるよ。
9.シューマン『詩人の恋・リーダークラウス他』フィッシャー・ディースカウ(74・75・76年録音)…今度はシューマン。奥さんとラブラブでロマンチックな歌曲をたくさを書いたひとです。これもディースカウがロマンチックに歌いあげる。やっぱ職業歌手は生まれつきの才能がないとやってけないな。ちなみにシューマンは確か奥さんが早死にしてから頭が狂って死んだそうです。狂った時に書いたのがあの有名な『流浪の民』。あれは狂ってるよね。ヤケクソじゃん。
10.ヴェルディ『レクイエム』アーノルト・シェーンベルク合唱団(アーノンクール指揮)…去年出て話題になってたから買いました。これはいいね！ヴェルレクはアバド指揮のものをもってるんだけど、あれは完全にオペラ。ソリストベルカントだし。レクイエムって鎮魂歌なわけだからヤケクソに演奏したらまずいわけじゃん？そこに鋭く楔を打ち込んだのが巨匠アーノンクール。これはオペラじゃなくてレクイエムだ！イタリア的というよりウィーン的な演奏。ソリストもあの気持悪いオペラ唱法のポルタメントがなくていい。そして合唱団はやはりシェーンベルククオリティ。決して怒鳴らず飽くまでもハモる。ううむ。楽譜もってるから昨日淡野先生に「シュッツでヴェルレクやれませんかね？」といったら却下された。そもそもこの曲楽器がやかましいからシュッツ合唱団じゃ男声の人数足りないんだよね。(シュッツはいま男声は7〜9人)
やっと10枚いったのでこのへんで。どれも名盤だから買うべし。ていうかそれよりシュッツ聴きにきてね。
でさ
なんかうちのじーちゃんばーちゃんが振り込め詐欺にあったらしい。幸い当日中にチャッキンする時間帯を過ぎてたからキャンセルして被害は受けなかったんだって。なんか兄貴の実名だして借金の保証人になったからどうとか言われたらしい。うちの兄貴いま病気で無職だから信憑性があるんだよね。なんで実名がわかったんだろうか…。身近に起こるとこわいね。まったく。もっとも高校時代にいくやに「オレオレ詐偽やろうぜ」って誘われたんだけどね。
全然関係ないけど昨日買った例のオランダのニットTシャツです。色がよくない？帝王青色好きなんだよね。ニットだし珍しい逸品ではあるまいか。値段は10000円強でした☆
SIEHE!(見よ！)
愛用のジーンズ。どうっすかこれ？兄貴のお下がりでたぶん10年以上は履かれてきたんだと思うんだけど、ヒゲもアタリも自然についてます。(アタリってなんだっけ？)おまけにごく自然に左股に穴まで空いてるし。
本題は自慢じゃないのですよ。ハイハイみなさーん裾に注目。これ、ステッチがされてある部分をハサミで切り、数回ウォッシュするとこのようになります。カジュアル系のジーンズで裾が長いのがあったらためしてみそ。最近も2本ジョキジョキ切ってウォッシュしたらうまい具合いにほつれました。
ていうか雑誌みて試してみたんだけどね。ていうか『LEON』なんだけどね(笑)おためしあれ。
あ、ちなみに「足短くない？」とかいう中傷は受け付けませんので悪しからず。
笑い話
シュッツ合唱団で「我々のCDが新宿のタワーレコードで平積みされている」というのが話題になっていて、帝王が代表でタワレコへ撮影にいきました。
緊張気味で古楽コーナーへ。はいんりっひしゅっつ。Sね。えーとしゅっつしゅっつ。あ、このへんか。視線は棚の上へ。って置いてねえじゃん！
急いで担当者に「すいません、我々のCDが平積みされてないんですけど！」担当者曰く「いやー入荷当時は棚に並べてあった可能性はありますけども…どうやらいまはそういう話は…」帝王答うるに、「じゃあ在庫取り出して棚に並べて写真だけ撮らせて下さい」担当者。「ええ、結構ですよ(笑)」ぱしゃり。「どうもありがとうございました〜」担当者：「せっかくだからこのまま並べておきますよ」。ッッ！！
結果オーライ平積みオーライ。ていうかたぶん実際新入荷で並べてあったんだけど全部売れたから別のに置き換えたんだよね。うん。毎週担当者に交渉して平積みしてもらお。まあ自分が録音に参加していないところが一番の笑いどころだ。ぐふ。
時計
親から金を前借りしてもう今日買ってしまったモンディーンのウォッチ。スイス国鉄公認。いわばJRの駅の時計みたいなもんですな。
かなりよくない？微妙に無駄なアラーム機能(音が小さい)がついてるのが玉に瑕だが、デザインも大きめの直径もいい。でも結局携帯のデジタルの見るかもしんないけど(笑)22000円なり。時計としては安い方だね。視認性がよくていいんだな。帝王はシンプルなのが好きなのら。
コメント返信
ためこむと面倒な返信。しかしどしどしください。
＞てるよしさん
先輩ですか！それは奇遇ですね。いまでもタンボ耕してますよ。まだ19、これから学ぶべき事も学びたいこともたくさんあります。一番勢いのある時期ですね。バラバ、 今度読んでみます。まずは聖書から読んでます。バラバよりキリストを殺すことを選んだのは驚嘆に値しますね。読むのが楽しみです。
＞フランフランさん
ぼくは日記でぐちぐち書いてるだけですからねー…愛を与えられるひとになりたいなあと思ってます☆東京はずっとどんよりした天気…フランフランさんはどこにお住まいですか？
＞☆さん
読むほどに名著ですね。しっかしぼくは恋愛経験がほとんどないので共感までは至りませんねー…彼女募集中です☆(笑)
＞いくや
勉強は来月ごろからはじめるよ。いまは「気にしないで遊ぶ療法」やっとるからね。ストレスも軽減してきたからそろそろ予備校にいけるかもしらん。いくやの時計はどこのだっけ？ナンバーナイン？あれはよいね。あとバッグは色がいいな〜。
＞りょーちん
三万で9畳…広くない？うち6万で7畳よ。沖縄いいなー。誕生日おめ☆19でしょ？最後の10代満喫してくり。あと眠れないなら病院に行った方がいいよ。スッキリ眠れるから。ストレスが原因なのかな？
りょーちん
五月病は気候が不安定だから起こるらしいよ。心身ともに調子崩しやすいからね〜。規則正しい生活を心掛けなー。まあ気楽が一番よ。
慶さん
いいものは買う、という主義なのでその辺は惜しみません。それに一万円なので割とリーズナブルです。それにしても東京はひどい天気ですね…もう溜め息ものです。
