浪人II―44

やあす。帝王。


今日はナッシングネス。読んで驚くなかれ。目覚ましがならず9時起床。(鼓膜がキーンとするほどうるさい優れ物の目覚ましなのにたまに鳴らない)朝飯くう。寝る。15時起床。昼飯くう。寝る。21時起床。夕飯くう。そのまま寝ようかと思うがあまりにむなしいのでエーリッヒ・フロムの本と格闘を始める。いまに至る。


あわわわわ。なんでこんなに寝たんだろう。たぶん天気が悪いからじゃのう。


今日カンタータの練習をさぼってしまったので夜淡野先生に電話をかけたのら。はなしてるうちに内容が人生相談めいてきて、「あなたは自分がなにをしたいか明確にしたほうがいい」「神の摂理に従って生きることが大事」「神はすべての人を愛する」などアドバイスを頂く。神の摂理。なにごとも神の意思によるものだと信ずる。そうすると「まあこんなものか」と悪いことでも受け入れられる。そういうお話でした。浄土真宗における他力思想と似通っていますな。


しかしキリスト教はいま勉強しているところによると契約一神教。ゴッドを唯一の神として信じないと神は愛してくれないのでは。仏様は異教徒も関係なくすべてのひとを救ってくださるそうだが。ううむ。先生の言葉の綾かな?


なんにせよ、オボセンも淡野先生もアランも親鸞五木寛之さんも、さまざまな思惟の結果「自分に執着するな。受け入れよ」という考えに達している。フロムの本に「人間は創造力によって宇宙をも内包する」と書いてあったんだけど、要するに気のもちよう次第ですべては変わるんダナ。うん。


それにしてもフロムの「愛することは与えることである。与えることはもらうことである。愛することは愛されることである」という主張には感心させられた。そういうわけで随時彼女募集中です。よろしこ。


フロムは他にも『悪について』『生きるということ』など面白そうな本をたくさん書いているので読んでみたいナ。哲学と宗教と医学、しばらくこの三つを勉強したいのら。だがしっかしフロム読んでると眠くなるぜ。進まねぇ。読書は苦手なのら。ではまたオムライス(食べたい)。


あっ、明日は食材の買い出しにいかねーと。レシピみよーっと。オムライス食べたーい。

おぼえがき

ひゃーフロム読むの大変だ。フロムは、愛は男―女という二極の合一欲望の結果と考える。そしてまた、どちらの性にも男性的側面と女性的側面があるという。


…つーことは、女々しい男は強い女を求め、ゴウケンな男はいわゆる家庭的な女を求める、というわけか。帝王はどちらかというと前者に当てはまる気がする。弱い同士じゃ共倒れするやん。てことは将来は女の尻に敷かれるとゆーことか。あわわわわ。去年結婚して子どもつくった(順番が逆だった)同級生のムッシュも前者だな。奥さんボーイッシュで快活らしいし。そういや自分とは違うタイプの異性にひかれる、つーのは子孫の遺伝子の多様性を増すため、という研究もあるそうやね。なかなか興味深い。しかし帝王集中力は小学生なみなのでもう読書疲れた。一冊読むのに最低二週間はかかるよ帝王。ちかれた。ぐぅ。

コメント返信

フランフランさん
はじめましてー☆日光を浴びるのは何事にも換えがたい幸福ですよね。日没とともに寝て、日の出とともに起きればほとんどの病気にはかからないそうですよ。そういう意味じゃ現代人の生活は真に病気の温庄ですよね。医者もなにやってんだかアホらしく思えます。お手持ちのアラン、ブロポ集ですか?アランは明快なのでいろいろ読みあさってみたいなと思ってます。それと神秘主義といえば、フロムの本に、神学の論理的帰結が神秘主義であるように(神は思考では理解できない)、心理学の究極は愛である(思考ではなく行動としての合一によって相手を、自分を、人間を知る)と書いてあり、なるほどー、と思いました。しかしながら哲学は難しくて苦手です。なにか読みやすい本があれば是非ご紹介ください☆


>☆さん
どもー♪フロム読んでますか!それは奇遇な!新訳の方ですか?確かに読むの疲れますよね…ぜんぜん進みません(((・・;)でもいい本であることは間違いないですよ☆

ししん

いくや


携帯にメールくれ。来週から日曜あくよー。てか平日もひまなんであいてるひはスタバよろしこ。

スープ

作り方


野菜を鍋に入れる
→出しをとった水を加える
→煮る
→砂糖・醤油・酒・みりん・(はちみつ)・ブイヨンなどを適宜加える
→食べる
→具がなくなったら残りのスープに野菜とダシを加える
→注:一日一回は加熱する


手軽で健康的なスープの出来上がり。余った野菜はなんでもスープにぶちこめ!いまのところトマトを入れた回が一番うまかったです。味付けの和風・洋風は好みで選んでくださいな。帝王ははじめ煮物をつくろうとして失敗したので和風になってます。回をおうごとに野菜からエキスがでてうまくなるのら。肉とか加えてもいいかも。テキトーにね。具はじゃがいも・人参・キャベツあたりがうまいです。

フロムさん

足湯しながら読書中。『愛するということ』をよむ。引用。「幼稚な愛は『愛されているから愛する』という原則にしたがう。成熟した愛は『愛するから愛される』という原則にしたがう。未成熟の愛は『あなたが必要だから、あなたを愛する』と言い、成熟した愛は『あなたを愛しているから、あなたが必要だ』と言う。」


これ口説き文句に使えそうじゃん。「どうして私のことを愛しているの?」「君に愛されたいからだよ」ううむ。


与えることがもらうこっという主張にはしかしいささか驚いた。与えることによって相手に影響を及ぼし、相手がその影響によって私になにかを与える。これこそ健全なコミュニケーションじゃないですか。しかし帝王は未成熟なのでまだそこまでいかない。でも主張としてはとても面白い。

再びですフロム

サイレースを就寝前三十分に服用したらその後ふらふら。足に力が入らない。四回も転んだ。民衆よ、睡眠薬は就寝直前にのむべし。サイレースは強力な薬だから結構副作用も多いよ。よく眠れるけどね。


それで再び『愛するということ』です。フロム曰く、愛に特定の人間に対する対象はないという。いわば愛とは、あらゆるひとを、世界を愛することだという。なかなかセンセーショナルな意見じゃないですか。だから品定してこの人とならあうなんていう商業的即物的な考えじゃ、人は愛せないだね。重要なのは、行為として愛することで、決して愛されることを目的としてはいかんのだな。愛することで、愛されるわけだ。意味深い。面白い本です。エーリッヒ・フロムの『愛するということ』面白いから読んでみそ。じゃーおやすミスタードーナッツ