浪人ニッキ156.5

夜になったので今日のおさらいをしてみましょう。


長くなりますが、今日は特別な日なのでオーケー。
首吊りの実際については自殺掲示板などでうそかほんとかわからないようなよろずのうわさが
なされているだけなので、ここでこそエンターテイナーのボクが首吊りを
楽しく書かなければならない。ような気もするんですがあるいはボクの間違いでしょうか
(太宰治『ロマネスク』のまね)

今日のおさらい

まず、なぜ自殺に失敗したか。これは、おそらくタオルで首を絞めたからだと思います。
家にロープがあったかベッドのシーツなどを使っていたらたぶん死んでいたでしょう。
一般的に「首吊りは足の届かない高さでやらねばならない」という考えがあるようですが、それは間違いで、腰がついていても、体重のあるパーセンテージ以上がかかれば
簡単に死ねるそうです。実際に入院患者がベッドの柱(なんていうの?)とシーツで
首を吊るのはよくある話ですし、X JAPANの人もドアノブで死んだとか。
なのでタオルのように体重の分散されやすいものでなく、ロープなどを使用していたら
おそらくあの世行きであった。残念というか喜んでいいのかわからない。
運命かもしれない。

おさらいその2

第二に考えられるのは、失神した後暴れたことで、首の絞めが緩んだか、
あるいは横にあったベッドにしがみついたか、もしくは無意識のうちに生存本能が働いて、足を床についてしまったのかもしれない。おそらく暴れた・足をついたのがきっかけで
首の絞めが甘くなり、その時点で脳に血液が回り、意識を取り戻したのでしょう。
七色に景色がねじ曲がって見えて夢から覚めたように感じたのは、なかなかできない体験では。
これはやはりロープなどを使用したか、足を縛るなどしていたら死んでいたかもしれません。
ていうかむしろ生きているのが奇跡。

首吊りの仕組み

よく首吊りと首絞めを混同して、「首吊りは苦しい」と結論づける方がいます。
しかし首絞めは頚動脈のみを圧迫するので意識があるまま苦しむのに対し、
首吊りでは斜め後ろに絞め上げられるために、頚動脈と同時に椎骨動脈が圧迫され、
それにより意識を失い心停止を起こし10〜15分ほどで死に至るそうです。
ボクの場合も、わずか3秒足らずで失神しました。ていうかやろうか迷ってるうちに失神した。
目を覚ましたのは幸運であったか不運であったか。
結論から言うと、首吊りは決して苦しいと断言できるものではないです。
うまくやれば、すぐに失神してそのままオダブツ。

顔の腫れ

意識を取り戻してから鏡を見ると、目の下に赤黒い病的なクマと、額から頬にかけて
赤い斑点が出ていました。首吊りに失敗すると、顔が赤く張れるものらしい。
これについては紹介したいものがあるのでまた明日。(後日補足:やっぱやめます)
携帯のオンボロ写真ではいまいちヤバさが伝わりませんが、かなり気持ち悪い顔になっています。夜になって悪化した。例えるならばちょっと生気のあるドザエモン。
(ドザエモンと書いて一体どれだけの人が水死体の顔をイメージできるだろうか?)
かなり深刻にヤバい顔ですが、親には「花粉症かな と適当に流しておきました。
そしたら「あんた明日皮膚科に言ってきなさいよ。絶対におかしいわよ」と母親。
絶対いかねー。たぶん首より上に血液がながれなくなったから鬱血状態を起こしているのかな?
何にしても明らかにキモい顔です。明日には治るかな。

失神時間

上に30秒〜1分失神していたと書きましたが、1分も失神していたら脳に障害が残る気がする。
だとしたら10〜20秒くらいで気がついたのだろうか…いまのところ頭の働きは良好です。

自殺未遂後の爽快

本格的に自殺未遂を起こすと、人は一時的に明るくなるらしい。ある自殺の本に、
「未遂後は精神的エネルギーを使いは足し一時的に元気になるが、油断してはならない。
未遂者は自殺を再度試みるリスクが非常に高い」と書いてあるのを読みました。
確かに今日は割と気分がいい。食後に「吝嗇」とは一般的な用語であるか?という話に
花を咲かせたほどでありますから、「このまま家族と暮らしててもいいかも」と思いましたが、
しばらくしたら自殺願望が再びわいてくるはず。
やはり生きる気があるならば自活するしかない。

自殺は喜劇名詞だ

これは太宰治の『人間失格に』でてくる一節。首を吊って失敗したなんて、
これ以上の喜劇があるでしょうか。笑い話だ。これで一流のメンヘラーになれた気がする。本気の自殺を失敗するなんて喜劇だ。明日は太宰の自殺文学の紹介でもします。読んでね。

くすり

先週せっかくルボックスが150mg/day→100mg/dayに減ったのに、
今度は200mg/dayに増量されました。仕方がないか。おまけに「最近朝方に目が覚め
うなされる」といったら強めのサイレース(以前服用していた睡眠薬で、アメリカでは
犯罪に利用されたため処方が禁止されている薬剤)を処方されました。
これで睡眠薬だけでも、ハルシオンマイスリーサイレースデパス(精神安定薬)の
4つに。まさに薬づけ。そろそろ薬が回ってきたので寝ます。
しばらく自殺はしないと思います。疲れました。詰めが甘かったかな。
脳細胞はだいぶ死滅したがもともと天才なのでこれでようやく大衆と同じ
スタートラインにたったというわけか。フハハハ。ではまた自殺未遂。

くすり(その2)

うーい。まずい。マイスリーは副作用ないしデパスは抗不安作用がグッドだが、
ハルシオンは健忘が強い(中途覚醒時のことを覚えていない。昨日の日記参照)し、
サイレースにいたっては正常量で足がふらつく。さっきトイレにいったらこけそうになった。はやく人間になりたーい。ていうかルボックルの最大投与量は150mg/dayのはずだが、
200mg/dayも処方していいものだろうか。若干肝機能が気になる19歳です。
首吊りはもっと真摯な気持ちで取り組まないと成功しないんわだな。

くすり(その2)の補足

翌日になって読んでみると、なんのためにうえの「くすり(その2)」を書いたのか
わからない。あきらかにクスリでラリってる。ていうかマジで覚えてない。
「首吊りはもっと真摯な気持ちで取り組まないと成功しないんわだな。(しかもタイプミス)」
とか書いた覚えは一切ないんですが。ハルシオンてけっこうキツいじゃないんだろうか…。