浪人ニッキ124

センターの復習

センターが終わってからどうも勉強する気が起こりません。
燃え尽き症候群というか。なにもしてないのにバーンアウト
試験本番というのが燃え尽き症候群のカギ刺激なんですきっと。
勉強したしてないに関わらず。


やる気が起こらないのでセンター数学を解きなおしてみましたが、
あまりの簡単さに笑ってしまいました。
「今年絶対難しいって!なんでみんな190とかとれてんだよ!」
と騒いでいたのがアホのよう。試験で焦っていたっぽいです。
ていうかぼくは計算がとてもニガテで、一問のうちに何回も何回も
計算を間違うので、どんどん時間を食うのです。
センターなら空欄の数で間違いに気付きますが、二次試験だったら
計算間違いを犯した時点でオジャン…だから去年落ちたのか…。恐ろしい。


というわけで冷静になって解いてみると簡単でしたが、試験の難しさは
問題の難しさだけで語れるわけではありませんので、言い訳はなし。
あの時あの場所でこの点以上をとれたとは思いません。
むしろもう一回試験やれといわれても焦って同じ点をとるでしょう。
だってセンター時間少ないんだもん。ちぇっ。

センターと二次試験

それでよく考えてみると、去年と今年のセンターの点は60点も違うのですけれど、
(しかも恐らく平均点は今年の方が上)二次試験で60点稼ぐよりセンターで
60点取るほうがどう考えても簡単。そう考えると少し悲しくなりました。
まあ二次試験で最低点を100点越えられるレベルにあれば、
60点のロスも痛くないのですけれど。そんな実力はなし。
まあ一年間遊べたからいいや。

医学部と薬学部

少し考えて、もう一度医学部も考え直してみようかと思いました。
条件は、シュッツ合唱団などの関係から、東京または東京隣県。
そして学費の関係から、国公立大学であること。


ヒットしたのは、以下の大学。
1)東京大学2)東京医科歯科大学3)千葉大学4)横浜市立大学5)筑波大学
1)は論外。2)は、ぼくが高校生のとき一番最初に志望していた大学ですが、
学力的に無理。学校のエリート達も何人か受けましたが1人を除いて落ちました。
単科医科大学なので問題も厳しい。
3)は、現在の千葉大薬学部志望関連もありますが、難関。
薬学部と同じように、センター:二次は900:800。センターランクは90%。
4)は、調べてみると、センター:二次は900:1300。
内訳=英語400、数学400、理科400×2、小論文100、面接参考。センターランクは89%。
5)は、高校時代の仲のいい友人であり、本ブログにも何度か登場したKTくんが
通う大学。センター:二次は900:900。
内訳=英語200、数学200、理科200×2、面接100。
センターランクは89%。ちなみにKTくんは推薦で受かりました。


センター試験で83.6%という得点率を考えると、二次試験で巻き返しができそうな
4)横浜市立大学がもっとも妥当な選択肢か。
3)の千葉大は赤本を持っており、問題を見た感じは、易しめ。
しかし千葉大の医学部というと東大と並ぶほどの難関。
ですが医学部レベルになるとどこもそんなに変わりません。
5)の筑波大はKTくんの話を聞いていると臨床中心でよさそう。
今年からカリキュラムを大幅にカットし勉強は学生に丸投げされているとか。
その辺も含めて面白そう。ですがセンターが悪かった分厳しい。


問題を見てみると、横浜市立大学は数学がかなり厳しい。
数学がそんなに得意ではない(が、数式をいじるのは好き)なぼくには少し痛いか。
理科は記述中心で稼げそう。化学はほとんど暗記だけか。
筑波大学も同じく数学が厳しめ。ていうか統計が出るのが痛い。
しかもプログラミングの範囲から問題が出ているのは必答問題なのか?
だとしたらそもそも勉強していないので不可能。


総合的な可能性で言うと、二次試験の占める割合が高い横浜市立大学が一番可能性が高く、
また理科(主に生物)が記述中心で自分には向いている。
しかし一年間勉強を放棄してきたので今からでは厳しい面もあるかも。
特に医学部をあきらめてからはほとんど全く勉強していない。
だが5つの選択肢の中から言うと最も妥当。
次は千葉大が問題も易しくとっつきやすいが、なにぶんセンターレベルが高いのがきになる。
それに二次よりもセンター割合が高いので、時すでに遅しというところ。
時点は筑波大か。数学の出題範囲が気になるところ。KTくんに聞いてみる必要がありそう。


いまマンキツで書いているのですが、帰宅後に代ゼミの資料を見れば、
各大学の2005年度の合格最低点がわかるので、それからさらに深く選択肢の
妥当性を検討することが可能。ですので帰宅後にもっと考えてみます。


まあ薬学部は楽なんですがやはり薬学には興味があまりない。
のでやはりというか結局というか医学部にいきたいのですが、
無理そうだったらあきらめて薬学部を目指すことにしたいと思います。
人生割り切りも必要ということで。なにより浪人はもうしたくないです。
これが原点。最低点調べたらまた書きます。

調査結果。

まずleastあり得る選択肢から。1)〜2)はハナから不可能なので除外。


ということで筑波大医学専門郡。合格最低点は発表されていませんでした。
発表されていたのは合格者におけるセンター試験の平均点のみ。
なんと812.9。平均9割超えてるんですかそうですか。
次に千葉大医学部。2005年度の合格最低点は1417。合格者平均は1250。
これから今年のセンター試験の点数752をひくと、665。
これを二次試験の配点800で割ると、83%。つまり二次試験で最低でも
平均8割以上とらないとならないことになる。
これや薬学部の7割で確実合格に比べるとかなり厳しい。というよりほぼ不可能。
最後に期待の横浜市立大学。あいにく合格最低点は発表されていませんでした。
しかし合格者の中でのセンター最低点は発表されていました。
なんと720点。たったの8割。ということは自分でもいける。


次に信頼度は一段階下がりますが、代ゼミの発表している二次試験偏差値。
これは大学志望者が代ゼミの記述模試で得た偏差値を示すものです。
筑波大学千葉大学横浜市立大学の順に、66、68、67。
これをみるとヨコイチの合格最低点はかなり高いことが予想されます。
ですが予備校の統計はあくまで予備校の統計であって、大学側が
発表しているデータとして合格者最低センター8割と事実がある。
こちらの方が重要。それに統計の取り方もよくわからない。
模試を受けた人が最終的に大学の試験を受けたのか不明。
合格者の中のデータを使っていると信頼性が増しますが、
そこまで手をかけているとも思えない。おそらく夏の時点での志望者の中の偏差値でしょう。


うん。総合すると、ヨコイチ医学部はギリギリ可能圏。
ある総合の最低点が発表されていないのはなにかの縁かもしれない。
ぼくがなぜ医学部を考え直しているのか、自分でもよくわからないのですけれど、
もう少し考えて見ます。なんか医学部を受験しそうな気がする。

決めた

医学部受けることにしました。横浜市立大学。親にも話しました。
保健学科や薬学部へ志望を変えるぼくに対して「お前がいいなら父さんは何も言わない。
ただ本当に良いのかだけ聞かせてくれ」と言っていら口を閉ざしていた
父親も、急に嬉しそうな顔をして堰を切ったように喋りだす。
母親もホッとした様子。言うなればいつ殴りあいが始まるかわからないような
ピリピリした雰囲気から、肩の重みがとれたような。
ぼくは軽薄な感じがして少し嫌な感じがしましたが、それが人というものなのかもしれません。


しかし気に入らないのは、まるでぼくが今年受からないかのような思い込みをして、
来年の浪人の話までしだしたこと。言っておきますがぼくは志望を
医学部に戻した以上、受かるつもりです。
というよりも、受かる見込みがあるからこそ、思い直したのです。


ですから、今年は前期を横浜市立大学を受けます。
後期は親の話だと「東大理IIに出して進振りで医学部に潜り込む」らしいですが、
それは二重の意味で無理だと思います。
理IIに通ることが無理で、理IIから医学部へ移るのも無理。
それに大学入ってまで受験生気分でいたくありませんから。
ですがまあ仮にヨコイチを落ちたとしたら、来年の試験の練習くらいの
気分で東大を受けるでしょう。ですがなるべくヨコイチに受かるつもりでいます。


やはりぼくは医者にならねばならない。それが命運のような気がしてきました。
ていうか医学以外に興味ないし。医学に興味あるし。
そういうわけでヨロシク。ヨコイチ受ける人はごめんなさい。
ぼくには勝てません。


ではまた。