浪人ニッキ90

浪人

uchiochan2005-12-20

最近気分はいいものの、ふと「自殺したいなあ」などと
思ってしまいました。ストレスには正のストレスと
負のストレスがあるそうです。前者は引越しや子供の入学など、
一般にはストレスとは考えられていないものの、
心に負担を強いるもの、後者は世間一般でいう「ストレス」のことです。
思うに、仮に受験に合格しても、正のストレスがかかるから
危ないなあ、と。めんどくさい、などと言って自殺しないようにしないと。
ロープも机の中にしまってあるし、それを取り出してドアの取っ手にかけて、
首をかけて体重をかければ人生終わりです。簡単なものだなあ、と思います。
前回は首をかけたところで見つかってしまったところもあって、
あと一歩、まあ意外と簡単に死ねるものだなあという思いがあります。
そんなわけで今日もめんどくさい想いが一杯で、衝動的に自殺するところでした。
もう考えないようにしないとな…死ぬのは最後の最後の最後の手段にしないと。


ところで、最近愛用している指輪をなくしてしまいました。
「M.A.R.S. for Seilin」というニューヨークのブランド(らしい)で、
買ったのは東京のセレクトショップなのですが、数年前に購入していらい、
毎日着用していました。シルバーの指輪で、龍が二体(数詞は「体」でいいの？)
向き合っていて、真ん中に赤い飾り(ルビーじゃないよ)がついているというものです。
パッと見ダサいデザインで、買ってしばらくしたときは「もうつけるのやめようかなあ」
と思ったこともあったのですが、気にせず着用していたら、愛着が湧いてきて、
デザインにも親しみが湧いてきたのでした。値段は\18000なり。
結構高かったのよね。「M.A.R.S. for Seilin」はなかなか凝ったデザインをする
ブランドで、他にも指輪に掘られた龍が左右に動いたりするものもありました。
自分の愛用していたものも、かなり細かく龍が彫られていて、さらに
全体が燻してあって、なかなか凝ったデザイン。
それが、なくなったんですよねえ…。家には持って帰ったはずなんだけど…。
部屋かリビングか、その辺にあるはずなんだけどなあ…数日間探していますが、
でてきません。いや、家にはあるはずなんだ…。どこだーい。


それと、昨日は予備校に行って担任と話をしてきました。
話したのは、主にこのブログに書いたようなこと。
「生活とのバランス」や、「収入」や、その他もろもろ。
担任とは意思疎通しておいたほうがいいかなあ、と思い、
検査技師を目指すことについては、自分の中で納得が言っていることなどを伝えました。
自分はもともとあまり考えるということをせず、頭の回転も遅い方なので、
人と話すときはいつもしどろもどろになったり、相手の話す内容が
即座に理解できなかったりするのですが、最近はブログで記事を書いていることもあり、
考えの整理がつき、話も少し上手くなったように思います。
みなさんもブログ書きましょう。日記もいいですが、読者を意識したブログは、
会話力の向上にはもっといいかも。ブログいいよブログ。


少し前までは、医師か検査技師で迷っていました。
が、いまは検査技師でいいかな、という思いに落ち着きました。
ぼくの考えを決めた一言。東京の合唱団Rの先輩、Mさんの言葉です。
「僕は仕事は金を稼ぐための手段としか考えてません。なので適当にしかやりません。
だって仕事出来る人には自然と仕事が集まって忙しくなるからさ〜。
自分の時間が無くなるし。金たくさんもらっても嬉しくも何とも無いよ。 」
それなんですよね。医者は、おおむね忙しい。
仕事にやりがいを求めるのも一つだとは思いますが、
人生仕事だけじゃないですからね。仕事内容に多少不満があっても、
ふつうに生活できるくらい稼げれば我慢すべきかなあと思います。
医師の仕事はそれはやりがいはあるでしょうが、忙しいのはイヤ。
自分の生活を犠牲にしたくはありません。


ぼくは純粋な善意というものはこの世に存在しないと思います。
だれだって、自分を中心に考えるものですが、意外とそのことに気付いていない人が多い。
「人の役に立ちたい」というのは、「人の役にたって、喜んでくれるその姿をみて、
自分が嬉しく思う」ということと同値で、結局は自分のためなんですね。
情けは人のためならず、というか。その意味で、偽善というものは存在しない。
というより、言うなれば「およそすべての善は偽善である」。
僕たちは、善意の限界性というものを考えるべきだと思いますね。
所詮人間なのですから、善意といえども自己満足に終始する場合がほとんどです。
善を成したという思いに思い上がってはいけないし、ましていわんや、
感謝を強要するというのは犯罪に近い。
ぼくは仏教の話をしているんです。仏教では、「布施」という考えがあるそうです。
簡単にいうと、善行というのはすべて自分のためにするものだ、という考えです。
つまり、なにかいいことをすることで、功徳を積ませていただく。
善行とは、させて頂くものなのです。ですから、インドなどでは、
乞食は金を恵んでくれる人に対して、決して感謝はしない。
むしろ感謝しなければならないのは、金を恵む方なのです。
(実際、金を恵むときは、手を合わせるのがふつうらしい。)
ですから、僕たちは、謙虚にならなければならない。
例えば医者をやってるからといって、決して人の為にしているのだ、
などという考えを持ってはならないと思います。
その意味で、ぼくはこれまで「医者だろうが検査技師だろうが、すべて
自分のためにやる。人の役に立とうとは考えない」と書いてきたのです。


ですから、仕事にやりがいを求める、例えば医師として働き、
患者さんが喜ぶのを見て、自分もいい気持ちになる。
それを「自利」と呼びましょう。他方、例えば空いた時間に趣味を
するなどして、楽しむ。それも自利でしょう。
双方とも、自分がどれだけいい思いをするか、ということです。
医者は忙しい、例外はありますけども、それを前提とします。
その時、自分の時間を犠牲にしなければならない。
当然家庭(結婚してたらの話ね)での時間もある程度犠牲にしなければならないし、
趣味の時間もカットしなければならない。その分自利は減少する。
もちろん仕事においてやりがいがありますから、そこで自利は発生する。
ぼくがなにを言いたいかお分かりでしょうか？
要は、自利の合計が大事なのです。
忙しい仕事をとった場合、仕事でのやりがいで得た自利と、
時間をカットし目減りした趣味や家庭での自利との合計を考える。
他方、多少不満は残るが定時で帰れるような仕事を取った場合、
やりがいという面で目減りした自利と、自由時間が増えた分増加した自利との合計を考える。
どちらの自利がより大きいか？ということなんですね。
ですから、単純に仕事を中心に考えるべきではない。
生活全体としてみた場合に、どの選択肢をとれば、自利が大きくなるか？
という風な、全体的総体的な見方をするべきなのです。
そういう見方をした場合、まあ医者も検査技師もそんなに変わらんのではないか、
と思うのです。医者は医者で忙しいが、検査技師なら自分の時間が出来る。
人生の運営の仕方によっては、検査技師の方が自利が大きくなるかもしれない。
合唱やるとか。彼女とデートするとか。稼ぎは少ないけれど。


そんなことも担任に話そうかな〜と思ったのですが、予備校の面談室でそんな
人生論めいたことを展開しても煙たがれるだろうし、青臭いこと言ってんじゃねえと
思われるのもイヤだったので、しませんでした(笑)
まあですから、仕事は自分のためにするものなんですな。
医師といえども、「人のため」とか思っちゃだめよ。
すべての善は偽善である。このことをちゃんと理解しておきましょう。


長くなりました。
他にも担任とはいろいろな話をしたのですけれども、省略。
結論から言うと、検査技師の道をとるなら、阪大でなく、
東京医科歯科大を受験することになりそうです。
しかし一つ気にかかったことは、担任の話で、医者といえども、
忙しい医者ばかりではない、ということ。まあ確かにそうなんですけどね〜。
人にもよるでしょう。が、ぼくは医者になるとしたら小児科になりたいです。
小児科は忙しいですよね。まあ他の科でもいいんですが。
そこのところは、少し検討の余地はありそうですがね。
まあでも、あんまり楽な医者というのは聞いたことがないですね。
ていうかそもそも医学科いくのに成績足りないし(笑)


これまで何度か登場した阪大のY永くんからは、昨日メールの返信をもらったのですが、
これまた丁寧な内容で。ものすごく丁寧な内容で。感謝感謝。シェイシェイ。(謝謝)
(どうやら返信はすぐ書いてくれたらしいのですが、サーバの不具合でメールが
届いていなかったようです。ホットメールはこういうのが多いですね。
まあフリーメールだから仕方がないんですが。)
しかし！すまんY永くん、ぼくは最後には医科歯科を受けることになるかもしれません。
ですが、あなたのメールはとても参考になりました。
聞いたのは阪大のことだけじゃないしね。
医療全体の話も、いろいろと書いてくれていました。シェイシェイ。
すぐにも返信を書きたいところなのですが、あれだけ丁寧に書いてくれたのだから、
こっちもちゃんと考えて書かないとな〜と思い、即日返信は無理です。
でも返信は出します。待っててね。ていうか筆不精の言い訳なんだけどね。
それくらいはわかるよね？うんうん。そういうわけで、早いうちに返信します。


ああ。長くなりました。今日は母親がいないから自由にパソコンを使えるのです。
ていうか12:30から予備校で受験写真の撮影があるのに、もう12:40だ。
歩いていったら1時間弱、電車・バスでも20分はかかるぞ。間に合うのか？
今日が最終日なのに…。ううむ。困った。まあいいや。


それでは。