浪人ニッキ75.5

予備校の先生に相談してきました。
結論だけ書くと、「最終的な目標は医学部医学科(奈良県立医科大)に設定していたほうが
受験戦略上はいいと思う。そしてセンターの結果を見て保健学科も考える」ということでした。
まあ真っ当ですね。ただ一つ、いまのぼくの心境としては、医学部保健学科は
学力が足りない「逃げ」として使うよりは(もちろん保健学科を考えた元々のきっかけは
「逃げ」なのですども)、むしろ「医師」と「検査技師」(或いはそれ以外)を
対等なものとして比較し天秤にかける、そのようなスタンスでいます。
ですから職業としてみたときに、どちらが自分により適性があるか、とか、
収入はどうか、とか将来的にはどうか、とか、受験戦略上の手法を離れて、
そのように純粋に対等な選択肢として捉えている感じです。


それで今日、現在九大の医学部医学科に通う先輩にメールで上の件を相談してみたところ、
「医師と検査技師は全然違うから、そこんとこをよく考えて」と諭されてしまいました。
検査技師はルーチンワークのようです。検査というから当たり前かもしれませんが。
恐らく検査技師という仕事は、人から使われる立場でしょう。
下にコメントを下さったlove-corpseさんのブログを拝見したところ、
主な仕事は、血液検査・病理標本の製作などでした。
医師の仕事とは、全然違いますね。どちらかというと医師の裏方役でしょう。


考えどころです。自分は人を使うより人に使われるほうが得意なので、
その点で検査技師は適性がありそう。ただ高校時代生物の実験とか
全部サボっていたことを思い出し、やっぱ駄目かも、とも思いました。
結局駄目人間はなにやっても駄目なんだな、とか。
やっぱり死んだほうがいいのかもしれません。
その線も毎日検討してはいますが。
まあ死んだほうがいいんじゃなくて死にたいんですけどね。


率直に言うと、まあ医師でも検査技師でもどっちゃでもいいかなー、という気です。
結局生活できればなんだっていいんです。ぼくの人生は生活に始終します。
それ以上に崇高というか高尚というか、そういうことは他のいわゆる
「エライ人」でも「高邁な精神を持つ人」にでも任せておけばいいんです。
これはぼくのニヒリズムの最も根本を形成する考えですが、
ぼくだって、あなただって、80年そこらしたらみんな死ぬでしょう?
どうせ死ぬんだからなにやったっていいじゃん、という考えがあります。


ちょっと話が脱線しますが、「人生一回きりだから有意義に生きろ」だとか、
「二度とないチャンスを逃すな」だとか、そういう下らないことを
真面目に語る人はぼくの前には現れないでほしいと思います。
虫唾が走るんです。むしろ、人生一回きりだからこそ、適当に生活してれば
いいんじゃないでしょうか。ふざけるな、と思う人はそう思ってください。
ただしぼくの前でそれを言ったら、ぼくはあなたを殴ります。
ぼくが自殺を肯定するのも、そんなところにあります。
人には、生きねばならな時もあれば、どうしても死ななければならない場面
もあると思います。その正確な判断は神のみぞ知る、というか仏のみぞ知る、というか、
とてもぼくら人間の判断の及ぶところではありません。
ですから、ぼくたちは、自分の未熟な判断の上で、生きようと思ったときに生き、
本当に死にたいと思ったときに死ぬしかないんです。
ぼくらの判断は未熟です。所詮その程度の不完全なものですから、
深く議論しようとしたって無駄。死にたい人は死ぬ。
ただし、主観的にも客観的にも死が妥当だという論理を用意できたならば。
もちろんその論理とて、不完全です。ですが、それでいい、というかそれで仕方がない。
そのようにぼくは考えます。


激しく脱線した上に、なにを書いているのかわからなくなってきました。
抗うつ剤の効果が少しでてきたのか、ちょっと饒舌になっているのかもしれません。
笑ってお読みになってください。


長くなったので、検査技師のことは、また明日にでも書きたいです。
ではまた。