浪人ニッキ63

今日は予備校でセンター模試があったのですが、サボりました。
ここ3日間まったく勉強していません。する気が起きません。なのでしません。


午前中ジュンク堂に寄って、いしはらゆうみ(石原結實)さんの『プチ断食ダイエット』
および『プチ断食ダイエットレシピ集』を買いました。
少し前の記事に対するコメントで、あぱんさんがしょうが紅茶のことを
教えて下さったので、ネットで調べてみると、この本に行き当たりました。
恐らく数年前にこの本が流行ったのではないのでしょうか?
一時期、テレビでも頻繁にプチ断食を取り上げていたように思います。


それで石原さんのすすめるプチ断食(初級者)は、毎日の朝ごはんを抜いて、
代わりにしょうが紅茶を1〜2杯飲む、というものです。
僕たちは飽食の社会の中に生きているわけですから、断食することによって
胃腸を休め胃腸の機能を回復し、また過度の量の食事によって胃腸に
血流が停滞することを防ぐ、というわけです。
満腹の状態が持続すると胃腸に血液が回るため、その分他の臓器に
十分な血流が供給されず不調につながる、ということのようです。
論理としてはなかなか筋が通っていると思います。
またぼく自身もふだん食べ過ぎるとアトピーが悪化し、
食べる量を減らすと軽快しますから、断食というのは恐らく
理論的にも臨床的にも一定の効果を示すものなのではないかと思います。
中級者になると、さらに半日断食、これは朝・昼のごはんを抜いて、
かわりににんじん・りんごジュース+しょうが紅茶を飲む、というもののようです。
さらに一日断食してもよいそうです。
上級者になると数日間の断食を行っても良いそうですが、
これは少し危険を伴うため、専門の施設にいって行ったほうがよいとか。


少しぼくの話をしますと、ぼくは中学生までは比較的健康だったのですが、
高校に入学したあたりからどうも身体の調子が悪くなり、
また精神的にも少しおかしくなってしまい、以来数々の不調に悩まされてきました。
(学校が国立高校で、昭和の時代からのゴミが積もっていた、という環境的な
問題も一つあると思います…マジで汚いです筑波大駒場は。)
現在あるだけでも、アトピー・喘息・アレルギー性鼻炎冷え性・うつ・無気力・低血圧
疲れやすい…などなど。おそらくこれらの疾患はどこかでつながっているのでしょう。
確かにアレルギー体質のひとは、体質的に身体が冷えやすいそうです。
またこれら身体的な不調から、うつなどの精神的な症状につながっている部分も
あるのだと思います。(純粋に精神的な問題も大いにありますが)
いまはそれらの全てを、抗ヒスタミン剤ステロイド(極力使っていませんが)・
抗うつ/抗不安剤・昇圧剤などの薬によって抑えている状態です。
なんら根本的解決にはなっていませんし、また完全に回復しているわけではなく、
常になんらかの不調を抱えている状態です。


石原さんの説によると、様々の身体的・精神的不調は身体の「冷え」が
原因であるそうで、しょうが紅茶(ともに身体を温める作用があるそうです)
でその改善をはかるのが目的だそうです。なかなか信頼のおける説であるように思えます。
冷えの原因には水分の取りすぎや飽食があるのだとか。
それでぼくも石原さんの説に則って、プチ断食を行ってみようというわけです。
ただしぼくの両親は「とにかくたくさん食べれば健康になれる」というか、
とにかく食に対する信仰が強いので、自宅ではまず断食など行えません。
ですので、大学に入って一人暮らしを始めてからになると思います。


民間療法というのは「まず疑ってかかる」べきだと思います。
過度の信頼を寄せるのは危険です。そこは、自分の身体の声をよくきいて、
身体に合わなければすぐやめるべきです。
しかし、身体にあったならば続けてみてもいいのではないのでしょうか。
とりあえずしばらくは、「しょうが紅茶」を飲むだけにします。
プチ断食は、いずれ挑戦してみようと思います。


興味のある方は、是非下の本を立ち読みしてみてください。
疑いの目も大切ですから、あまり信用しすぎないように。


なお、同じく「少食」を主張している人に甲田光雄という博士の方がいたのですが、
こちらの方はなんだか怪しげでした。「愛と慈悲」だとか、
「少食が世界を救う」だとか、やたら宗教じみていますし、
どの本にも体験談がたくさん載っていてヤラセの香りがする。
また写真を見る限りどうもペテン師のにおいがする。
あまり信用がおけそうな感じではありませんでした。
そういう直感のようなものも、大事でしょう。


それではまた。

プチ断食ダイエット

プチ断食ダイエット

プチ断食ダイエットレシピ集

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