浪人ニッキ62

昨日の朝、BSハイビジョンで、ゴスペル・黒人霊歌特集の番組がやっていました。
しかし、模試があったので、番組の最初しか見られませんでした…。一生後悔しそうです。
わが家はHDレコーダーを使ってるんですが、使い方がわからないんですよね。
家族の誰一人として録画の仕方がわかりません(笑)
NHKに再放送のリクエストをしてみようかな?


ヨーロッパの合唱というと理性的で客観的な演奏が中心ですが、
ゴスペルはその逆で、極めて主観的・情感豊かですよね。
例えば、パレストリーナの合唱を聞いて涙を流すのは、よほどの合唱オタクでないと
無理でしょうが、黒人霊歌なら自然と音楽の中に引き込まれる魅力があると思います。
昨日の番組でチラっと教会でゴスペルを歌っている映像を見たのですが、
強烈でしたね。観客(礼拝に来ている信者)が、文字通り陶酔していました。
イタコと同じようなものがあるのではないでしょうか。
聖霊が舞い降りてくる」とかそのような表現をしていたと思いますが、
身体中を震わせ、涙を流し、魂を信仰に委ねているという感じでした。
宗教に疎い日本人の目にはかなり奇怪に写りました。
が、これこそが一神教の本質というものなのでしょう。
イスラム教のカッワーリーもこれと近いものがあるのではないでしょうか。


なんといっても、黒人の歌唱はとっても魅力的ですね。
黒人唱法とでもいうのでしょうか、あの独特の艶のある、
豊かな発声。実に魅力的です。日本人ですと、(あまり詳しくないですが)
ゴスペラーズ村上てつやがあんな唄い方ですね。
カラオケは黒人唱法、合唱はイギリス合唱団系の端正な発声、
そんな感じで使い分けることができれば、さぞ楽しかろうと思います。
大学に入ったらアメリカに留学して、本場のアフリカン=アメリカンに
教えを乞うてみようかな?などと夢見がちな想像をしてしまいます。
うまくなりたいなあ。


それではまた。