浪人ニッキ37.5

上の文章、元々一つだったものを二つに分けたので、多少読みにくいかもしれません。
ご了承下さい。


帰宅すると、堀井梁歩訳の『異本ルバイヤット 留盃邪土』および
折紙探偵団コンベンション折り図集Vol.7』が届いていました。
『ルバイヤット』は、いいです。まず状態が非常によくて驚きました。
この本には昭和22年に刊行されたものと、昭和53年に相場信太郎という人の手によって
復刊されたものの2種類があるようで、ぼくは後者を手に入れました。
本を開くと、「贈呈 相場信太郎」の文字が…。
本人から贈られたものを、気に入らずに処分したのでしょうか。
それとも金に窮し、泣く泣く手放したのでしょうか。
いずれにせよ何らかの因縁がありそうな本です。
まだパラパラとめくった程度しか読んでいませんが、その中で目に留まったものを一編。

短き夢は墓に行止まり
楽しき時は支へんに力なし
死の甘みは苦悩をくぐりし
不運者にのみ遺されたり


いい詩ですね。


『折り図集Vol.7』に関しては、いつ手が付けられるかわかりません。
時間があるときにでも折ってみたいとは思います。
この本に掲載されている神谷哲史さんの作品、「ユニコーン」の作例が
おりがみはうすのページに載っていました。
下の画像ですが、よかったら見てみてください。
かなり難しそうですね。


ではまた。


http://www.origamihouse.jp/book/original/kamiya/yuniko.jpg