浪人ニッキ32

昼前に家を出て、減感作療法の注射を受けてきました。
最近かゆみが割と落ち着いているのは、効果が表れているしるしなんだろうかな?
よくなるといいけれど。


その後大濠公園で数時間休みました。
ここのところ少し荒んだ気分になっていたのが少し落ち着きました。
風の音を聞きながら、風にそよぐ緑や揺れる水面を見つめる…
それだけで気持ちが収まりますね。


帰りにタワーレコードに寄ると、なんと矢野絢子の新譜が!
迷わず買いました(ヤバイ。金がない。)
矢野絢子とはピアノと歌だけで勝負する高知県在住の歌手です。
彼女のことは東京にいるとき合唱団の先輩のやまださんに教えてもらい、
それからハマってしまいました。今最も注目しているアーティストの一人です。
新譜『窓の日』、まだ聴き通してないですが、非常にいいです。
前作が暗い曲中心だったのに対して、今作は明るい曲中心のようです。
相変わらず歌が素晴らしいです。


矢野絢子は歌と声もいいのですが、また詩も素晴らしいんですね。
悲しさとか侘びしさという感情がにじむ、それでいてユーモアもある詩です。
太宰治風に言うと、「無言のひどい侘びしさを、からだの外郭に、
一寸くらいの幅の気流みたいに持ってい」るようなシンガーです。
(会ったことはありませんが)侘びしさという感覚には惹かれるところがありますね。


話がそれましたが、矢野絢子はいい歌手です。
みなさんも興味があればぜひ。

窓の日

窓の日