浪人ニッキ9

今日は気分をリフレッシュした一日でした。
下に一日の流れを簡単にまとめます。
7時過ぎ起床。9時前に家を出るが予備校に行く気がせず、大濠公園に向かう。
公園内のサイクリングロードを一時間かけ7周する(一周2km)。
ベンチで少し寝る。天神に向かい、タワーレコードでCDを物色する。
ジュンク堂(書店)で本を物色する。1時すぎ帰宅、昼食を食べる。
慣れない運動をしたので疲れて寝る。7時前に目が覚める。いまに至る。
まだ1分も勉強してないですね。


大濠公園は今日始めて行ってみたのですが、とてもいいところでした。
その名の通り巨大な濠(池?)の周りにベンチや散歩道・
サイクリングロードがある構造で、とても広い。
想像していたよりもはるかに広く驚いたのですが、
デジカメがないため写真を載せられなくて残念です。
手に入れたら撮って載せたいと思います。
なお今日は祝日だったためか(予備校は休みではないのですが)、
中学生くらいの陸上部の部員が沢山走っていました。
こちらは自転車で走っているのに、涼しい顔してぼくをスパスパ
追い抜いていく様はすごいと思いました。
日ごろの運動量の違いというものを見せ付けられた思いです。
中学生なのに。


書店では発声法に関する本『The Voice of the Mind』(日本語訳)を立ち読みしたのですが、
これが今まで読んだ中で一番しっくりくる内容でした。
「頬を上げて軟口蓋を上げる」「顎を後ろに引いて咽頭を下げる」というような
物理的な方法でなく、「このようなイメージを持つと反射的に理想的な状態が作られる」
といったイメージの実践法でした。
最も実践的でなさそうで、実は最も実践的な本でした。
イメージを言葉で説明しきるところがすごいですね。
また音響学的にも内容をよく分析してあるようでした。


なお、話がそれますが、翻訳は稚拙です。
受験英語の弊害なのか、この国に出回っている訳本には
お話にならないような、逐語訳ばかりが目に付きます。
文学作品については一概にそうとも言えないのですが、一般書については
ほとんどが日本語と外国語の違いを考えないで、
前から訳しただけのものが多いように感じます。
「忠実に翻訳しているのだから少なくとも文句は言えまい」という責任逃れのようにも
感じられるのですが、どうでしょうか。
米英人が訳した日本語の本というのはあまり読んだことがないのですが、
彼らは翻訳することに関しては、概ね僕たちよりも上手いように感じます。
時間ができたら英語訳の日本語本をいくつか読んで、原本と比較してみたいと思います。


発声の話に戻ると、本当は団のボイストレーナーに指導を仰ぎたいのですが、
レッスンは練習後にしか受けられないため、
睡眠時間を気にする自分には少し厳しいです。
ボイストレーニングを受けられるのは大学に合格にしてからになりそうです。


それにしても、日ごろの運動不足を痛感した一日でした。
筋トレはずっと続けているのですが、運動らしい運動はさっぱり。
これでも昔はサッカーやらバスケやらテニスやら水泳やらやってたんだけどなあ。
それではまた。

The VOICE of the MIND

The VOICE of the MIND