98年6月21日の日記

今日は、お客さんが二人来ました。その人達と一緒にバスケのゴールを動かしました。何故かというと、前にとなりの家の人から、ボールが庭に入って、植えている植物がだめになるから、ゴールの位置を変えてくれと言われていたからです。明日からバスケができるぞー。


庭にバスケのゴールがあるなんて、日本ではなかなか考えられないことだと思います。
当時住んでいたのはニューヨーク、スカースデール村の住宅地。
教育制度がしっかりしていることで有名らしく、
ドラマ『フレンズ』ではロスに「子供はスカースデールで育てたい」という台詞があったほど。
おそらく住民も高所得層が中心だったのだろうと思います。
庭はもちろん自然の芝生で覆いつくされており、巨木が立ち並ぶ豊かなところ。
リスが庭に住んでおり、引っ越してきた「リスがいる!」と驚いたものですが、
慣れるとむしろリスが見えない日の方が不思議に思えるほどでした。
また先日笑福亭鶴瓶がレギュラーでているNHKの番組で、いしだあゆみ
「ホタルだホタルだ!」とはしゃいでいましたが、なんとうちの庭には蛍さえいたのです。
今になるとなんて自然豊かな土地に住んでいたのだろうと、
ほんの少しのノスタルジーとともに思い返されます。