痛いよ


考えたくないよ


僕の頭は一杯で


それでいてなお空っぽで


表でありながら


裏でもあって


さながらメビウスの輪のように


二つに切り放すとね


輪が絡まるんだ


考えると謂うことは


僕の頭がメビウスである限り


徒に


輪っかを増やすだけなんだ


誰だい


僕の輪っかを捻ったのは。