浪人ニッキ164

uchiochan2006-03-10

→写真は朝美容院の前でねっころがっていたワンコロモチ。
かなり図太い精神の持ち主で大物の気配を感じさせた。
通っても写真をとっても振り向きすらしない。
むしろ帝王の気配の消し方が神なだけか。


今日は、帝王は書いた内容を誤ってすべて消してしまいました。
HP作成者としてはよくある経験ではあるが、あまりに作成記事の
出来がよかったため、はじめ帝王は、あまりの落ち込みように、
もう今日のネタは破棄して休もうと思いました。なぜって帝王は
趣味で書いてあるわけであるし、第一今日はマンキツで居眠りなどして
すでに5時間も滞在してしまっているので、お金が勿体無い。


しかし、野中英次の『魁!!クロマティ高校』を読んでいるうちに、再び執筆しようという
気力がわいてきた。考えてみれば、社会人だって仕事のミスはあるし、残業させられる
可能性もある。また漫画家であっても原稿を落としてしまう場合もあるし、
作家であっても締め切りに追われることは往々にしてある。
帝王はまだただのしがない浪人生だが、将来のことを考えると、このくらいのことで
めげていてはいけない、むしろ「消えた原稿よりも、より良い作品を書く」という
くらいの意気込みで臨まないと、この先の人生は立ち行かない。
帝王はそう思った。しかし文章というものは難しく、はじめに書いたものを
一から書き直し、かつはじめのものを越えるというものは困難だ。
それは「表現のパッション」というものがあって、半ば直感的に書いた
文章を、記憶を頼りに再現したものが超えられることはまずないからである。
そうであるから、帝王はむしろ心機一転して、新しい気持ちで書き直すことにした。
帝王は、いまマンキツに入室した。そう思い込むべきである。
…などとクソマジメな思考を帝王がするわけではなく、今日のネタを
捨てるのが勿体無かったからです。
くそーもう一回書くぞー。


しかしそういってもブログを更新するというのはなかなか面倒な作業であるし、
読者諸君としても「帝王のブログはだらだらして長い」とよく言われるので、
今回は、密度を高め、簡潔に話しを進めたいと思う。
こういうときは番号を振るのが一番だと、帝王は思う。


1)目覚めについて
帝王は、昨晩からマイスリー(寝つき)をやめた。医師の指示の下で、である。
したがって、現在服用している睡眠薬は、ハルシオン(寝つき)、サイレース(睡眠持続)
の2種類である。睡眠薬を中止するというのはなかなか難しい作業であって、
大半の場合は中止の反動で不眠が起こる。それが昨晩帝王は心配であった。
実際帝王は夜何度か目を覚ましたが、サイレースの作用のおかげで、朝は
自然に7時に目が覚めた。サイレースというのはなかなか効果のよい薬である。


2)A子との電話について
昨晩A子と電話をしたことは話しました。お互い睡眠薬を服用している身であるので、
お薬ネタで少し盛り上がった。だから、帝王は今朝目覚めたとき、A子に、
マイスリーやめたから夜目は覚めたけど、サイレースのおかげで起きられたよ!」
とメールを送ってみた。そのときすでにA子も目を覚ましていたらしく、
またA子も珍しく12時には寝入っていたそうなので、「モーニングコールでもする?(笑)」
という提案を帝王は受けた。帝王は朝の電話というのはしたことがないので、
面白そうだと思い、A子から電話をもらうことにした。(帝王は最近携帯料金が
ヤバいので自分からは決してかけない。ごめんなさい。)


そのときの会話を抜粋したものが、以下のものであるヨ。会話は帝王から。


「中学時代懐かしいよね〜」「そうだよね〜いい学校だったよねぇ」「あの頃はオレは
クリーンな優等生だったしな(笑)」「クリーン?」「いやだって、オレ学級委員長
やってただろ?それって超クリーンじゃん」「いや私はむしろダークだと思ってたけど(笑)」
「ていうかオレ卒業生代表の言葉も言ったし。アレは感動的だったな。
大盛況だった」「卒業生代表?そんなのやったっけ?」「は?みんな泣いてたじゃん!」
えーあたし翌日のことしか考えてなくて覚えてなーい。Yちゃん(親友)が
指揮振ってたときは泣いたけど」「…お前覚えてないのか…


ここからが本題であって、下に掲載するのが、帝王が全校生・保護者・教師陣の前で
発表したスピーチの原稿である。机の奥にしまっていたものを、4年ぶりに取り出した。
ちなみにこのスピーチは、3クラス各クラスから、男女1名ずつ、合計6名を選抜し、
おのおのにスピーチを担当させる、というものであった。
帝王は以前はクソマジメな生徒だったので、半ば虚栄心から、2年生だったか3年生だったかに
学級委員長(ヘタレ)をやっておったから、C組男子では帝王がスピーチを
担当することになった。最高の名誉である。以下が、原稿のすべてであるヨ。いざ往かん。

思い返せばあれは二年生の夏。ニューヨークからようやく日本に帰ってきた嬉しさの反面、内心逃げ出したくなるほどの不安、恐怖。初めての日本の中学校。僕にはそれが何か得体の知れない化け物のように感じられていた。孤独、イジメ、疎外、そんな言葉が頭をよぎる度に僕の心に暗い影がかかった。しかし、そんな弱気な僕を荻中は温かく迎えてくれた。張りつめた気を和ませて下さった先生方、そしてこの「なんか違うヤツ」を素直に受け止めてくれたみんな。気付けばもう荻中生の一員になっていた。矢のように時が過ぎていくにつれて、いつまでもみんなの抱擁の中でまどろんでいてはいけない、荻中生としての自分の力を試したい、と思うようになり、委員会活動などにも積極的に参加するようになった。そして今。もっとも大切な時期を外国で過ごした。だからこそ、あの時の影は消えてしまったわけではない。「お前は所詮日本人じゃない。」そんな声が時々聞こえてくる。だけど、違っていても、劣っていても、守ってくれるものが、人が、あるのかもしれない。その一筋の光を荻中は僕に投げかけてくれた。この学校には転入生が大勢いる。僕よりも後に入ってきた人も数名。誰もが不安を胸にやって来た。しかし、荻中は必ず昔からの友達のように僕たちを抱いてくれた。世界には国という楔が打ち込まれている。元々、分かり合うなんて無理な話なのかもしれない。受け入れるということは、結局どれだけ許せるかということ。許して、許されて、それが平和、なんだ。人だって同じなんじゃないか。自分を許してほしい気持一杯で生きている。生きること、難しい。だけど、強くなくったっていい。寄りかかったっていい。せめて、死ぬまで手を取り合って。


うーーーーむ。卒業生の言葉としては理想的というか、もはや完成形、究極的な形と
呼んでもそう過言ではないかも知れぬ。現在の帝王からは想像もつかない感動の言葉の
数珠つなぎであります。ちなみにこの頃から太宰にはまっていたので、体言止めやら、
句読点をやたらとうったり、助詞を省いたり、帝王は太宰の文体を模倣しています。
いわば中期太宰文学(メロス)をもう少しセンチメンタルにした感じ?
それにしても感動的だね。これは。


3)午前中からの外出について
この辺からはもうどうでもいい話題ですが、帝王に興味のある民衆には読んでいただきたい。
帝王は、本日、ほぼ一年ぶりに、午前中から外出した。
というのも、本日は11時にヤマハの業者がピアノ買取の査定にくる(詳しい事情は割愛)
というので、半ばお袋に家を追い出され気味になったからです。


しかし、普段の帝王ならば、それでも昼過ぎくらいまでは家でゴロゴロしている。
だが、本日は4年来悩まされてきた体のだるさが、少々軽かった。
したがって、帝王は午前中(といっても11時であるが)に外出する、
という偉業を達成した。民衆にとっては当たり前というか、もはや11時まで
家にいる時点で社会的人間としては失格なのである
が、帝王的には偉業なのですヨ。


そして、今日からだが割と軽かったわけは、昨日から服用をはじめたIPD、
まあ少々詳しく書くと「IgE抗体の産生と好酸球の増加をブロックする薬」、
もっと簡単にかくと、「アレルギーの薬」です。帝王はこれまで何回も書いたように、
好酸球の値が15%(民衆の2倍程度)、IgEの値は10000(民衆の500〜10000倍程度)であり、
かつまた帝王は皮膚症状や粘膜炎症よりも、アレルギー性の自律神経失調症の方が
症状が強く出るタイプであるので、このIPDという薬は、かなり有効である、
と帝王は処方当初からこの薬を信頼しているのである。ていうかドクトルはなんでいままで
コレくれなかったんですか?ちなみにドクトルは精神科の精神科のドクターであるが、
元々喘息関連の病院に勤務していたので、アレルギーにも詳しい。
そしてドクトルの息子さんも一時は好酸球が20%以上あり、「体が重い」と
常に訴えていたそうであるが、その息子さんは、いまは完全なる健康体となり、
元気に会社勤めをしているそうである。そうであるから、意外とドクトルと
帝王とは相性がいいのではないか、と最近思い始めた次第である。ドクトルガサツだけど。


まあ長くなりましたが、とにかくこの「アイピーディー」というお薬に、帝王は今後の
命運を託しているわけです。ところで帝王の日記には薬の名前が頻繁に登場し、
民衆にとっては非常に読みづらくわかりにくいかと思われるのであるが、
そこははてなのキーワードで飛ぶか、あるいはhttp://www.jah.ne.jp/~kako/frame_dwm_search.html
このサイトで(興味のある民衆は)ちょっと調べていただきたいと思う。
健康体である民衆も、たまには薬剤の情報などを閲覧しても、それほどの
手間も害もないのではなかろうかと帝王には思われる。


あと帝王はこれまでアレルギーの治療薬としては「抗ヒスタミン剤」と「抗アレルギー剤」
(いずれも細胞性免疫にかかわる?)しか知らなかったのだが、このIPDという薬
(体液性免疫にかかわる)が、好酸球の高い患者に有効であることを昨日知った。
アレルギーに悩む民衆も、一度血液検査をした上で、上記IPDの服用を検討してみる
のもいいかもしれない。ちなみに副作用はほとんどない(ただし肝臓障害はあり)らしい。


4)体重・体脂肪について
最近帝王がしきりに書くというか自慢するのが、「痩せた」ということである。
帝王は、今年に入ってからお袋の勧めでヨガを始めた。いまは毎朝毎晩行っている。
そのおかげで、(164cmで)体脂肪23%(ヒドいとき)、体重58kgから、
各々16.5%程度、53kg程度まで落ちた。計算すると、落ちたのはほとんどが脂肪である。
要するに筋肉はほとんど落ちていない。ここまでは理想的な流れである。


しかし、帝王はその後も体脂肪・体重の減少が止まらず、昨日計測したところによると、
15.5%、51.5kgであった。ここ数日はこの程度の数値で安定しているから、誤差は
ないと思う。体重を見ると、「約2ヶ月で7kg程度痩せた」ということになる。
これには帝王は、少し違和感を感じざるを得ないし、体重が減る一方というのも
少々恐ろしい。なにせ、100kg→90kgと、60kg→50kgとでは、割合からしても、
大きな差がある。もともとの体重から考えても、これだけ減少するのはすこしおかしい。


そこで帝王のここ最近の生活をすこし見つめなおしてみると、帝王は最近食欲が余りない。
まず、間食をする気は全くない。しかし、朝はちゃんとしっかり栄養もとって食べる。
昼はあまり食べない(食費の節約の件もあり)。夜は、腹8分までは食べるが、それ以上は
食べる気がしない。断っておくが、帝王は食べること自体は好きである。
だから、食事もおいしい。また、帝王は元々間食癖がひどく、頻繁にお菓子やパンなどを
口にしていた。話が分散したが、1)間食をしなくなった、2)食事は美味しいが、すぐ
満腹になって、食べる量自体が減る。また過度の食欲がなくなった、この2点である。


ふつうに考えると、これは喜ばしいことであるが、それにしても帝王は最近、
ちょっと食べるとすぐお腹が一杯になる。1日の消費カロリーにしても、
1600〜1800kcal程度しか摂取していないのではないかと思われる。


そこで、帝王は原因を考えてみた。原因はすぐにわかった。
帝王は先日自殺未遂をしたが、そのせいで精神科のドクトルKにより、ルボックスという
抗うつ薬の量を2倍に増やされた。ルボックスは「SSRI」という薬剤に分類される薬で、
他の抗うつ剤に比べ、抗コリン作用(便秘、口の渇き)が少ない反面、
吐き気を催すという副作用を有する。そうであるから、帝王はドクトルから、
ナウゼリンという、胃薬、要するにルボックスの副作用に対する処方をはじめから
処方されていた。話が長くなってすみません。もう少し続きます。


それでルボックスが2倍になってから、ナウゼリンも2倍(10mg)に増量されたのであるが、
帝王はそのことに気付かず、あまっていた5mgの方を飲み続けていた。
帝王は特に吐き気を感じず、そして次の診察時の前日に、自分が処方量の半分しか
飲んでいないことに気付いたが、特に胃部不快感を感じなかったので、ドクトルには
ナウゼリンの服用量を間違って半分にしていましたが、特に不便を感じないので、
5mgのままにしてください」と頼んでおいた。しかし日が経つにつれて、
帝王の体重は減少する一方であるし、食欲も以前の7割程度しかないので、
これはルボックスの副作用ではないだろうか?と考えた。
考えたが、安易に薬(ナウゼリン)を増量することも、体に負担がかかるからいやであるし、
またSSRIの副作用は服用2週間程度で慣れによってほぼ消滅するといわれているので、
体重が50kgを切らない限りは、ドクトルには黙っておこうかと思った。


…というのが帝王の話なのであるが、非常に個人的な話である上に、笑いの要素も
なにも含んでいないので大変申し訳ない。ただ、ルボックス(またはパキシル)を
服用している人で、食欲が減退したという人があれば、ちゃんと医師に相談
しておいた方がいいと思います。もちろん薬を足すこと自体はあまり好ましいことでは
ないので、耐えられる程度、正常範囲の体重減少や食欲減退であれば、
あまりナウゼリンなどは服用しないほうがいいと思われます。
とりあえず副作用があるということだけは、(ご存知だとは思われますが)、
頭の片隅においておいたほうがいいと思います。ちなみにルボックスの効きは優秀。


せっかく薬の話になったので、現在帝王が服用している薬剤の名称と量を記しておきます。
薬に興味のある方などには、少し面白い内容なのでは。健康人におかれては
無意味な内容であることをお詫びしたい。ていうかオレ帝王。

ルボックス…200mg/day→抗うつ薬
ナウゼリン…10mg/day→対ルボックス副作用
エホチール…10mg/day→昇圧剤
グランダキシン…150mg/day→自律神経調整剤、不定愁訴改善薬
ハルシオン…0.25mg/day→睡眠薬、超短時間型(寝つきを良くする)
サイレース…10mg/day→睡眠薬、中時間型(深い睡眠を持続させる)
アレグラ…120mg/day→抗ヒスタミン剤、アレルギーの薬
IPD…300mg/day…IgE抗体産生抑制剤、アレルギーの薬


以上でありんす。もう数ヶ月したらほとんど薬はやめられる予定だそうです。
それまで生きていないとね。これからの引越しが一番ストレスになるから注意しないと。
民衆もストレスとはうまく付き合ってね。


本当は消えた記事には、肉企画の続きも書いてあったのあるが、今日はすでに
これほどの長さになってしまったので、この辺にしておきます。
ていうか今日は面白いネタが提供できなくて申し訳ない。
いや、なぜ帝王が民衆に頭を下げる必要がある。平伏されたし。
それと肉企画はもう2〜3回続きます。写真が多いので。
写真自体は昨日のリンクから閲覧できるので、待ちきれない民衆におかれましては、
勝手にリンクから飛んでもらいたいと思う。ていうか11時からマンキツに入ったのであるが、
帝王は居眠り(長らく眠気をコントロールできない。IPDの効果発現を待つ)を
長時間したり、長い記事を書いた上にそれを全て消してしまったり、
それに対してしょげてしまったり、その後マンガを読みながらだらだらと
本記事の執筆などをしていたら、すでに18時を回ってしまった。恐ろしくて会計にいけない。
ちなみに1時間で出る予定だったのでパック料金は利用していない。
3000円くらいとられるんじゃないでしょうか。CD2枚程度変えますね。あばぁ。
まあ、Today's a bad day.明日はある。ていうかいい加減予備校の
スカラシップ認定試験を受けてなんとしてでも授業料を全額OFFにしてしまいたいので、
本当はこんなことをしている場合ではない。しかし今日は仕方がない。
もうすべてIPDにおまかせします。頑張ってIPD。助けてIPD。
ではまた仕事ミス。


おやすみ民衆

やあすこんばんワンダーランド。チタマを治める帝王です。


今晩は特に話題もない。しかしベッド中から書く。(帝王は布団の方が好き)なぜならエンペラーだから。

もう本格的にネタはないし、あまり書く気分でもない(マンキツで3400円も払ったから)ので、メッセで中学時代の友人であるしゃちょーから頂いた名言を引用する。曰く、「時間は名医である」。うーむ。つまり帝王が将来医者になれば、時間になればいいという意味だね?要するに勢力範囲を四次元まで拡大すればいいわけだ。


ところで四次元といえば、鍋なのだヨ。説明すると、零次元=雑炊の米、一次元=うどんorチャンポン面、二次元=しいたけ(無理やりすぎる)、三次元=豆腐、四次元=時間とともに味が染みる。理解できたかね。

話をまとめると、良医になるには鍋を食べればいいということであるさ。うーむ非常に勉強になった。それじゃあグッドナイチンゲール

嗚呼

またA子に電話していたら話に花が咲いて四時になってしまった…ひさびさの四時感以下の睡眠…耐えられるかどうか帝王は不安です。とりあえず四時間たってハルシオンの効果が切れたので、さっきもう1錠足してみたのであるよ。眠れるかなぁ…民衆におかれては、夜更かしは厳禁である。粛清も辞さないぞよ。んじゃ帝王はいい加減寝るよ。四時におきているなんて久し鰤の塩焼き。んじゃグッナイボーイズ☆