合唱曲紹介(その4)

今回は昨日予告した、ヒルデガルド・フォン・ビンゲン(1098-1179)です。
曲は「O Virtus Sapientiae」。単旋律の曲です。



形態:S and/or A
楽譜:http://wso.williams.edu/cpdl/sheet/bing-ovc.pdf
MIDIhttp://wso.williams.edu/cpdl/sound/bing-ovc.mid
音源:http://nurupo.net/cabinet/metalhead/O+virtus+sapientiae.zip?ak=64e6f183fde5db3399d9d181c0922869

↑数日で削除します。*1


はじめに楽譜をみられたかたは結構びっくりされるんじゃないでしょうか。
ぼくもびっくりしました。この時代の音楽にはリズムという観念があまりありません。
「適当に歌ってくらさい」ということだと思います。
なのでMIDIの単調な演奏ではイマイチ雰囲気がでないのですが、そこはご勘弁を。
ちなみに当時の楽譜はたぶん五線譜ではなく四線譜だったと思います。


四線譜とかグレゴリオ聖歌については下のリンクを。
ところで最近またグレゴリオ聖歌が流行り出したそうですね〜。
なんでも美輪明宏さんがテレビで紹介したとかなんとか。
これを機にヒルデガルドを聴きましょう。イチオシ。


次回は作詞作曲者不詳の「Alle Psallite Cum Luya」(いざ、リラを奏でて歌わん)の予定です。
ではまた。


http://homepage3.nifty.com/st_peter/pps/index6.html

*1:演奏は中世音楽アンサンブル