浪人ニッキ120.5

最近、朝一に母親と2人でヨガをしています。(10分程度)
母親は一昨年からヨガをやっていて、それまでにも7年ジム有酸素運動をし、
またそれまでにも太極拳に通っていました。


今日はぼくが外出しなかったので、その分ヨガしたら?、ということで、
誘いにのって、いつもの3倍の30分ほどやりました。


それまで母親は陽気でノーテンキな死にぞこないだと思っていなかったぼくが、
実際ヨガをやってみると30分でバテバテのフラフラに。
膝は笑うし、動悸はするし…ていうか肩書き上は19歳ですが、
肉体年齢は50歳くらいだと思います。浪人するまでは重めのダンベルで筋トレ、
浪人に入ってからは自重のみの筋トレをしているものの、そんなの意味なし。
体力的には初老?ていうか自分が死にぞこない?
恐るべしお袋。涼しい顔してやってました。「なにやってんのアンタ?」
と言われてしまいました。ああ。お袋が更年期障害にも健康障害にも
全く無縁なわけがわかった気がします。あばぁ。


ていうかヨガをやっていて、改めて、普段から自分の呼吸が浅いことに気付きました。
ひょっとしたら、日本人は西洋人に比べて呼吸が浅いのではないでしょうか?
なんとなくですが、もしかしたら合っているかもしれません。
普段から呼吸を深くすれば、それが歌唱にもつながるし、
だいいち脳が活性化するかも。ボケ防止。そういう自分は頭ボケボケ。
物忘れが始まる初老、体力的には死の一歩手前です。
ヨガをやっていれば薬なんていらいないですね。
ていうか恐るべし東洋。やっぱ西洋より東洋の方がすごいよ。
音楽は西洋すごいとおもうけど。


ヨガとは全然関係ないんですが、ジョスカン・デ・プレの同時代のルターが、
ジョスカンは音のあるじであり、他の作曲家は音のしもべであった」という
著述を残しているそうです。いまヒリヤード・アンサンブル*1による、
ジョスカンのミサ・モテット・シャンソンを聴いているのですが、ど〜も
ジョスカンがどうして優れているのかわかりません。
ていうか好きは好きなんですけど、他の比べてとてつもなくすごいという風には
思えません。一体どういうとこがすごいんでしょうね??うーむ。
好みでいえば、最近ですがバードのミサを聴いて、これはどことなく無常感が
あっていいな、と感じたくらいです。まあどの作曲家もすごいということです。
そういうわけでジョスカンがすごい理由がよくわかりません。


それとなぜ古楽合唱界ではヒリヤード・アンサンブルタリス・スコラーズ*2のような
固定メンバーだけが飛びぬけて有名なのかがわかりません。
世界中に腐るほどバケモノ合唱団はあると思うんですけどねえ。
ぼくが知らないだけで実は有名なのかもしれませんけれど。
とりあえず男声アンサンブルでいうと、プロ・カンツィオーネ・アンティカ*3
はヒリアンと同列に扱われてもいいと思うのですが、どこか
軽んじられている気が。ビブラート丸出しで自由奔放に歌っているからなのでしょうか。
とってもロマンチックでいい演奏をすると思うのですが。
PCAによるジョスカンも最近買いましたがロマンチックでナイスです。
そういうわけで古楽合唱界のスタメンが固定されている理由もわかりません。


なにがいいたかったかというと、さっき現代社会の過去問を1年振りに見てみたら
さっぱりわからなくて焦ったということです。全部忘れた。もう無理だ。
どうやっても無理。なにが起こっても70点には届かない。無理。
ありえない。どうしよう。ていうか昼過ぎからほとんど勉強していない。
もう駄目だ。


試験前日は焦るよりもお茶でも飲んで落ち着いた方がいいですね。
去年も諦めて勉強を早めに切り上げてさっさと寝ました。
(ていうか国語の過去問を採点して100点を切った時点でもう駄目だと思いました。)


まあなにがいいたいかというと人生塞翁が馬だよねってことです。
なんでもいいじゃん。なんでもいいけど明日はオレに解ける問題だしなよな、な?


http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=717385&GOODS_SORT_CD=102
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=924904&GOODS_SORT_CD=102

それとねそれとね

書いてから調べたんですが、ジョスカンは割と早く生まれた人のようで、1440-1521だとか。
辞書で調べても「ルネサンス期最高の作曲家」とでてきていっそう不思議。
この間書いたオケゲムさんの弟子だそうです。オケゲムは1410-1497。
いろいろ調べてみると、昨日も書いた、「そのレクイエムがルネサンスの終焉を告げる」
ビクトリアは1548-1611。ちょっと驚いたのが、バードで1540-1623。
意外と後の人なんですね。パレストリーナは1523-1594。ふむ。


よくわからないのが、ルネサンスからバロックの移り変わり。
よくモンテヴェルディルネサンスバロックにわたる、バッハと並ぶ大家と
称えられていますが、彼は1567-1643。ほとんどビクトリアとかぶっていますね。
ビクトリアというとぼくにはルネサンスだなあという印象しかなく、
モンテヴェルディというとバロックだなあという印象しかないので意外です。
でもこれは自分がモンテさんの曲ではマドリガーレ(世俗曲)と、
宗教曲では『聖母マリアの夕べの祈り』(バロック的大作)しか聴いたことがないせい
かもしれません。いずれモンテさんのモテットとかも聴いてみたいです。


ちなみにバッハは1685-1750。ふ〜む。ビクトリアとは140年違い。
ふむふむ。そんなものか。バッハは大好きです。
ていうかバッハで宗教曲に目覚めたに等しいです。
はじめて『マタイ受難曲』を聴いたときは結構衝撃的でした。
モーツァルトは1756-1791。意外と後なんですねえ。
彼の宗教音楽全集持ってます。13枚組なり。
別にモーツァルトが好きなわけではなく、ぼくの敬愛する。
アーノルト・シェーンベルク合唱団が歌っているからです。
ちなみにASCの歌う全集で言うと、シューベルトの世俗合唱曲全集も持っています。
こっちは7枚組み。シューベルトさんは1797-1828。結構最近。
ハイドンは1732-1809。へえ。


パーセルは1659-1695とかなり昔。
オペラを書いている割は昔なのが意外。
『ディドーとエネアス』のCDを持っていますがあまり聴いてません。
(ちなみに演奏はアーノンクール指揮/アーノルト・シェーンベルク合唱団)


いろいろ興味深かったです。世界史も日本史も地理も現代社会も嫌いですが、
音楽史ならギリギリ学べるかもしれない。試験も音楽史で受けさせてくれればいいのに。


現代社会はもう無理なので、開き直ってプラザ合意地方自治だけ覚えて寝ます。
覚える前に寝るかも。もう無理。助けて神サマ。
縁起のために昨日書いたゲレロの「ミサ・スルジェ・プロペラ」を聴いて寝ます。
点数よ上昇したまえ。神頼みな人生。


そういえば「あと1日あれば20点は上がる」と思うのですが、冷静に考えると、
もう1日あっても1日多くマンキツで寝てただけだと思いますし、
去年だって「あと1年あれば」と思っていたのに結局1年寝てただけ。
もうちょっと俯瞰すると、「あと一生あればまともに生きられるんだけどなあ〜」
と思ってもムダだということは。つまり生まれ変わっても同じということですね。
勉強になりました。押忍。ではまたセンター。

それとさ君タチさ

センター前になるとブログが活気付くという。ううむ。


今晩はじめて5本指の靴下(冷え性なのでその上にふつうのをもう1枚)を履いたのですが、
これは世界がひっくり返るほどの衝撃。チャクラ開いたかも。
すごいよ5本指靴下。すごすぎ。なにがすごいって1枚買って履いてみてください。
人生観が変わるかも。


チャクラが開いた目で見てみると、現代社会はなんとなかなりそう。
ていうかそういえば去年過去問を解いたときは90〜95を安定してとれていたし、
おまけにこの靴下はここぞというときに海馬の奥底からなにか大切な知識を
引き出してくれそうな気がする。絶対にそうだ。


ていうかいま去年解いた過去問をみているのですが、暗記効率をアップするためと、
浪人したときのために、問題ごとに選択肢の正誤ポイントと関連情報が書いてあって
非常に見やすいので、もっとはやくこれを見直しておけばよかった。
これをつかって2時間勉強すれば絶対90点とれるのに。
ほらでたif's and but's。悪いクセです。
それでとれるなら2時間前にやってるって。


ちなみにゲレロの曲は聴く気分でなかったので、寝る前の今の音楽は、
合唱仲間の縞やさんに以前紹介していただいた「世界最高の歌手の一人」
ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン(イスラムの宗教音楽カッワーリーの歌い手。
パキスタン人。)のCDを聴いています。5本指とヌスラットで9割確実。
みてなさい。結構毛だらけ猫灰だらけ、ケツの周りはクソだらけってな。
あんまり調子にのっていたら5本指のせいで足がつりました。すごい刺激。あばぁ。
ではまた明日。

*1:The Hilliard Ensemble

*2:The Tallis Scholars

*3:Pro Cantione Antiqua