浪人ニッキ6

なんとか復調しました。
本日よりセンターの勉強を開始しました。
といっても駿台文庫の「センター実戦問題集*1」(通称青本)を解き始めただけですが。
今日手をつけたのは国語です。
点数はというと、137点。(センター試験換算点数130点)。
はっきりいってお話にならない点数です。


そもそも、センター試験は国語が最も難関だと言われています。
そのわけは、国語はもっともアナログの要素が大きいからです。
理科や社会、数学の問題は1)事実に基いているか、
2)論理的思考(計算)で一直線に答えが出る、のいずれかに当てはまります。
つまりそこでは(生物の考察問題などで考えることはあっても)基本的に迷う余地はなく、
点数が取れるかとれないかは、ひとえに知識が頭に入っている
如何によって決まると言っていいものです。
(前述の生物はまあ、問題に即して考えればわかるものばかりです)
しかし国語は「(1)も(3)もあってるっぽいな〜」「全部いえてるんじゃね?」というような
選択肢が多く(特に現代文の分野において)、解答の選択はかなり困難を極めます。
というのも国語の解答を導くには「論理的思考力」および「情報を分解・再構築する能力」
の二つが必要で、選択肢によっては誤った論理展開を誘発するような
記述がたびたび見受けられます。
そのため上に挙げた二つの能力を試験場で発動させ、「自発的な」論理展開を頭で行わないと、
誘導に流されて誤った選択肢を選んでしまう結果になります。


しかし、そうはいってもセンター試験はあとでクレームがつかないように、
「必ず」「100%」正しい解答が一つ選べ、かつ残りの四つの選択肢を消去するように
問題が作られているので、ある程度の慣れと、注意深い思考力があれば
必ず大学センター試験センターが正しいとする解答に辿りつけます。
この論理的思考力を身に付け、かつ厳しい時間的制約およびプレッシャーの中で
上の二つの能力をフルに発動させるこそが最大の難関なのです。
だから、センター国語は難しいのです。


といっても本番で130点なんかを取るわけにはいかないので、
1月にまでに平均して高得点が取れるようにしたいと思います。
そのためには問題ごとに「なぜこの選択肢が正しく、他の選択肢が誤りなのか」というのを
完璧に示すクセをつけようかと思います。
(試験時間内にあせって解いて、あとで解答をみて納得するのではなく、
試験時間が終わった後によく考えて、解答の根拠を示せるようにする、ということ)
ところで今日久しぶりにセンター国語の問題を解いて気付いたこと。
選択肢の記述が問題文中にあるかないか、という判断で消せるものについては
よくできていたのですが、記述は問題文中にあるが、題意にそぐわないといった類の
選択肢の吟味がさっぱりできていないということです。ていうか全滅?
つまりデジタル判断系の問題はできるがアナログ思考系の問題はできないということ。
簡単に言うと「国語力欠如」ということ。あっぱれヽ(´ー`)/
去年のセンター国語は愛と情熱で184点をとることができたのですが、
飽くまでまぐれです。これから頑張ります。

*1:過去の駿台模試の問題を集めたもの