CDレビュー

腐ったピザまん食ったら腹こわしました。


『バード:3・4・5声のためのミサ(BYRD:THREE MASSES)』(タリススコラーズ TALLIS SCHOLARS)


タリスコの一枚。ウィリアム・バード1563-1623。大好きなバードの有名なミサ三曲です。バードは当時のプロテスタントに対する迫害を合いながらも先輩のタリスやエリザベス女王の保護のもと、英語のテキストによるモテットを多数残した後期ルネッサンスのイギリスの作曲家として知られています。しかし当時の風潮に合わせて伝統的なラテン語によっても多数作曲しています。これは後者カトリックのためのミサ曲。


バードの曲は厳格な対位法の中にロマンティックとも言える美しさを秘めています。これら三つのミサ曲はそのエッセンスと言えるでしょう。演奏はタリスコらしく厳粛。