暇だからCDレビュー
『チェコの巨匠によるバロックトランペット音楽(Baroque Trumpet Music of Czech Masters)』(トランペット:リチャード・スチュアート)
聞いたことのない作曲家ばかりのCD。フランツ・ビーバーとはあのビーバー?最近は器楽曲も少しずつ聴けるようになってきました。◎。よい。
『ダウランド:ラクリメ(John Dowland's Lacrimae)』(キャロライン・トレバー:アルト、ヤコブ・ハリングマン:リュート、The Rose Consort of Viols)
タイトル通り、哀しみ、苦しみ、悩み、死に対する憧憬などについたテキストに暗鬱としたメロディーがのる。形式は歌とパヴァーヌが交互。愁いにはカウンターテナーがよく似合う、と思わされました。◎。
『ヨハン・カスパル・ケルル:デレクトゥス・サクラルム・カンツィオヌム(Johann Kaspar Kerll:DELECTUS SACRARUM CANTIONUM)』(ミュンヘン古楽グループ DIE GRUPPE FUR ALTE MUSIK MUNCHEN)
本格的にすることがないので本日最後のれびゅ。1627〜1693のラテン語による宗教曲集。リュートなどの楽器を伴いマドリガル的な香りもする曲多し。アンサンブルは正確で小さくなりすぎず良い感じ。○。
過去に二回フラれたおにゃのこと久々にメールしているのでもう一つ。メールかえってこないけど。今日はタバコ本数増えすぎや…50本以上吸ってるorz
『ヴィクトリア:レクイエム(Victoria:OFFICIUM DEFUNCTORUM)』(モンセラート修道院聖歌隊 ESCOLANIA & CAPELLA DE MUSICA MONSERRAT)
DHMの往年の名盤再発廉価盤シリーズの一枚。しかしこれは…駄作でFA?まず声が弱い…幽霊みたい。日本の合唱団が歌ってるみたいで気持悪い。録音が古いせいもあるのかしら…。それに意図的か知らないが音程も不正確。全体的に下がりすぎ。重い。おまけに跳躍音型でずりあがったりしてる。なんだこれは…。独特の雰囲気は出ているのだけど…モンセラートのは他に何枚か持っているような気もするが…これはひどすぎる。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン(後者はドラマチックで面白い)による良盤がでているのでそっちを買いましょう。×。
ミクシィいじってたら時間が過ぎたのでついでにもう一枚。
『シュッツ:マドリガーレ集(Schutz:ITALIENISHE MADRIGALE)』(カペラ・リブジエンシス CAPELLA LIPSIENSIS)
たまにはシュッツ。モンテヴェルディに学んだ初期作品のマドリガーレ。シュッツはマドリガーレでもイタリア式に甘くならずに飽くまでも厳粛で素晴らしい。やはり彼を超える作曲家は存在しないのでは…。演奏は大変素晴らしい!拍手!シュッツの秘める莫大なエネルギーを表現しつつアンサンブルはまとまっている…そして大変な美声揃い。飽くまで自然。これは花マル。SWV(シュッツ作品番号) 1は2006年度最初の練習で歌いました。